以前、ポスドクについてエントリーしたが、この秋の応用物理学会で新しい試みが行われるようである.
学会側が「求職中」マークを作成、ポスドクやD3の学生さんなどが、講演のタイトルページに掲載するというもの。よい企画だと思う.たぶん個人で同様なことを考えたことのある人も多いと思うが(私もD3のときとか冗談で話していた)、学会として規格を作るところに意義があるように思う。優秀な若手を捜しているグループにとっても便利.発表する方も職がかかっているとなれば講演にも力が入るし、ひいては研究自体へのモチベーションもあがるだろう。講演後優秀な若手の周りに人垣ができたりして。
一方であまり成果があがらなかった人は厳しいとお思いかもしれないが、必ずしもそうではない.研究者たるもの実験結果がある程度水物であることは百も承知である。テーマに対する問題意識、実験結果に対してどこまで深く考察しているのか、実験的にはどんな工夫を凝らしたか、等を講演から、あるいは質疑によって、あるいは講演後の個人的な会話から判断しているのである.せいぜい売り込んで欲しい。
ちなみに余計なお世話だけど、企画はいいけどマークがいまいちだと思う.同僚は、あんなにのほほんとしたものではなく、地を這いつくばって職を得るのだ、と申しておりました。